建築板金

「建築板金」とは、薄い金属板(ガルバリウム鋼板やステンレス、銅板など)を加工して屋根・外壁・雨といなどの製品を製造する作業及び、それらを建物に取り付ける作業を言います。

建築板金の技術に自信あり!

建築板金は高度な専門技術を要する分野ですが、ナニワルーフのスタッフほぼ全員が建築板金の技術と経験を有しており、金属板の加工から施工まで一貫してお任せいただけます。
縦長の戸建てや工場の10mを超える長物にも対応しておりますので、建築板金の施工・修理でお困りの際は、ナニワルーフへお気軽にご相談ください。

現地加工にも対応

ナニワルーフでは、既製品の取り付けだけでなく、現地加工にも対応しております。
玄関の庇や屋上の手すりなど修繕箇所に合わせてコイル巻きの金属原板をミリ単位で加工しますので、ぴったりサイズで取り付けることができます。傷みやすい継ぎ目や角部分の補修もお任せください。

バリエーション豊富

色や材料の厚み、模様まで様々なバリエーションからお選びいただけます。

保証も充実

塗膜保証・穴あき保証など20年を超える保証制度も充実しております。

施工例:庇(ひさし)板金の修理

庇(ひさし)は外玄関や屋根の上の壁に取り付けられている出幅の短い屋根です。日差しや雨の侵入を防ぐ役割を担っています。
一般的に庇には板金が張られており、古い家屋の庇にはトタンが張られていることが多いです。
劣化した庇板金(錆や穴あきなど)の修理は、元々の板金の上に、錆びにくく耐久性の高いガルバリウム鋼板を重ねて張る工法を用います。

施工例:破風板(はふいた)の修理

破風板(はふいた)は、切妻(きりつま)屋根と呼ばれる三角屋根の側面に取り付けられている部材です。横や下から吹きつける雨風が屋根裏へ侵入するのを防いでいます。
破風板金とは破風板にガルバリウム鋼板を巻くメンテナンス方法です。 破風板のメンテナンスは塗装(再塗装)が一般的ですが、ガルバリウム鋼板を巻くことで再塗装の必要がなくなり、雨風への耐久性も向上します。
※ナニワルーフは塗装にも対応しております

下記は、瓦屋根の葺き替えと同時に破風板の修理を行った事例です。

破風板に似た部材の「鼻隠し」の修理もお任せください。鼻隠しとは、雨といが設置されている軒先箇所です。鼻隠しの修理は雨といの脱着を伴います。

施工例:屋上の庇(ひさし)板金の張り替え

建物の3方に張られた庇板金の張り替えを行いました。劣化が激しかったため、既存の板金を撤去し、ガルバリウム鋼板の庇を取り付けました。

土台の骨組みに塗装を施した上で新しい庇を設置しました。

施工例:給水タンクの保護工事

工場の給水タンク(FRP製)を紫外線や雨から保護するため、板金で覆う工事を行いました。
側面にアルミで下地を造り、天板は木下地を施して防水シートを貼り、全体を板金で囲って完了です。

「天板に点検口を作ってほしい、側面にあるメーターも確認できるようにしてほしい」とのご要望もありましたので、それぞれサイズぴったりの開口を設けました。天板の点検口には取手付きの蓋を取り付け、強風などで蓋が飛ばないよう重みをつけるといった工夫を加えました。

施工例:新築アパートの屋根工事(瓦棒葺き)

板金で屋根を葺く方法の中でも、「瓦棒葺き(かわらぼうぶき)」は昔からある伝統的な板金技術です。
昔のトタン屋根の多くは瓦棒葺きです。現在ではトタンよりも機能性に優れたガルバリウム鋼板が用いられています。
施工法も昔とは変わり、昔は土台として瓦棒と呼ばれる心木(角木材)を用いていましたが、木材は腐りやすいため現在では木材の代わりに吊子と呼ばれる板金部材を用いる施工法(心木なし瓦棒葺き)となっています。

防水シートを張った上に板金屋根材を並べ、継ぎ目に吊子を設置して野地板に留めつけ、キャップとなる長尺の板金部材を被せて「ガッチャ」と呼ばれる専用の道具でカシメていきます。カシメる作業を2回行うのも瓦棒葺きの特徴です。2回カシメることで継ぎ目の接合が強固になります。

なお、現在では瓦棒葺きより施工が手軽な「立平葺き」が主流となっています。本件は設計士の方のこだわりにより、昔ながらの瓦棒葺きにて施工しました。

施工例:屋上の手すりの修理

古い板金の手すりが錆びて手すりの中に雨水が溜まり、雨漏りが発生していました。手すりから壁伝いに雨水が流れており、雨だれで美観を損ねるばかりか外壁の劣化を早める恐れもありました。

まず古い板金を全て剥がし、コンクリートの下地をきれいにしてから、防食性の高いガルバリウム鋼板を加工した板金を取り付けました。

施工例:ベランダの笠木の修理(防水工事含む)

古くなった笠木(ベランダのヘリの上部に取り付けてある仕上げ材)を剥がし、ベランダ床の防水工事を行い、ヘリまで防水処理した上で新しい笠木を取り付けました。

施工例:ブロック塀に化粧板金張り

お隣の住宅との境界にあるブロック塀の一部(通りから見える部分)に化粧板金を取り付けました。美観向上のための施工です。

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